自己肯定感
2020/03/02
早いもので新年を迎え2カ月が過ぎました。
昨年は多くの自然災害が発生し、小生の住む地域も床下浸水などの被害に合った友人がいました。暗いニュースが多い中、明るい話題と言えばラグビーワールドカップの日本代表の躍進です。今思い返してみても数十年前の青春時代にラグビーを経験した小生にとって、夢のような1カ月半であったと記憶しています。今更ながら何故あれほど盛り上がったのか考察してみます。しばらくお付き合いください。
日本代表の活躍が最大の要因であることは間違いありませんが、240日の超える合宿を通して培ったチームの一体感、目標に向かって仲間を信じ努力する姿勢、逆境に耐え強敵にも向かっていく精神などが琴線に触れたのではないでしょうか。
ラグビーという競技の特性に注目が集まったことも嬉しいことでした。
ラグビーは自己犠牲精神から成り立つと言われています。自分が倒されても後に続く誰かがボールを前に進めてくれればいいという精神です。w杯期間中も厳しい練習が続いていたようですが、メンバー外も対戦国のデータを分析し真摯に練習台になることで、自分の存在意義と価値を高めチームへ貢献すると考え、行動していたようです。
決して日の当たらない役割でも自らできることを考え何かしら勝利に貢献しチームから仲間から信頼を得ていく。その犠牲的精神を維持し続け、信頼を得ることは一長一短ではできません。チームメイトからの信頼を損なうことは怪我をして戦線離脱するよりも屈辱的なことです。確かに100㎏超の選手が走ってきたら、正直逃げたいほど怖いです。この業界で例えるなら成型機にぶつかっていくような感じでしょうか。
自分が犠牲になっても他の人を活かす。相手を尊重し仲間からの信頼を得る。自分を、仲間を尊敬し自分ができることを考える。大男が突進してきてもあきらめずに向かっていく。決してこの精神はラグビーだけではありません。我々のビジネスでも忘れがちなこの気持ちを持ち続けたいものです。
ちょっと熱くなってきましたね。すみません。。。
閑話休題。
今年の正月にこんな広告が話題になったのをご存知ですか?
大逆転は、起こりうる。
わたしは、その言葉を信じない。
どうせ奇跡なんて起こらない。
それでも人々は無責任に言うだろう。
小さな者でも大きな相手立ち向かえ。
誰とも違う発想や工夫を駆使して闘え。
今こそ自分を貫くときだ。
しかし、そんな考え方は馬鹿げている。
勝ち目のない勝負はあきらめるのが賢明だ。
わたしはただ、為す術もなく押し込まれる。
土俵際、もはや絶体絶命。ここまで読んでくださったあなたへ。
文章を下から上へ、一行ずつ読んでみてください。
逆転劇が始まります。
(2020年「わたしは、私。」より)
逆境も視点を変えると違った感じにとらえることができますね。
- 仲間から信頼を得る
- 自分ができることを考える
- 決してあきらめない
- 普段の生活でも仕事でも忘れがちなこの気持ちを持ち続けよう!
正月に誓った目標・・・
諦めるにはまだ早い!そう!大逆転は、起こりうる。
工場見学や製品情報に関することなど、
まずはお気軽にご相談ください。
-
- お電話からのお問い合わせ
-
土日祝日・夏期および年末年始を除く
10:00~12:00・13:00~17:00
-
- フォームからのお問い合わせ
-
下記フォームより送信してください。